~ We Love Sakai ~
国際交流友の会「さ・か・い」会報第4号 2015年7月
コンテンツ
- 小中学校日本語出張指導
- どようこどもきょうしつ
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ごあいさつ
常に変わらぬご支援を賜り、心より感謝申し上げます。活動をはじめて11年目となった今年度は、アジアからの学習者さんが急増し講師不足という問題にちょくめんしています。
パキスタン、インド、バングラデシュからの希望者数増加は顕著で、大人対象の夜の教室は、仕方なく学習開始まで数カ月待って貰っている状況です。各方面へ積極的に働きかけた結果、高校生の活動参加が少しづつ始まっていますが、更に、国際交流に興味を持つ若い会員が増える事を期待しています。
指導面では1対1の指導、6ケ月の担当制を敷いて、半年後には学習者のみなさんとい家族のような心の交流がでじるように一同心掛けております。日本語、英語、母語言語入り混じった指導を通し打ち解けてくると、学習者さんのもつ様々な背景、言語環境、家庭環境、日本へ来るに至った経緯等がわかります。その瞬間、心の交流が始まります。これが居文化交流の醍醐味で、そうなると学習者さんも大きな意味で家族の一員と捉える事ができるようになります。
私たちの小さなわが人と人とのつながりの大きな輪に発展し、地球規模での多文化共生に貢献できる事を願っています。(肥後輝代)
<歴史>
2004年9月
初級ボランティア日本語講師養成講座開設(境町役場総務課、および茨城県国際交流協会共催)
2005年1月
国際交流「さ・か・い」設立、日本語教室2カ所開設、現在に至る
2014年2月
茨城県国際交流推進奨励賞受賞、同年5月「どようこどもきょうしつ」開設
境町在住炉登録外国人:70名(2014.04.01 現在)
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139 116 107 55 47 41 28 28 26 24 19 18 53 |
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イベント案内
移動教室 2014.06.11 埼玉防災学習センター& 川越 |
昨年は6月1日が移動教室の日でした。とても良いお天気に恵まれた朝、参加者35名を載せたバスは埼玉県鴻巣市にある埼玉防災学習センターに向かって出発しました。 近年、日本では自然災害が多く、日本人でも不安な状態に陥ることが多々ありますが、外国の方はそれ以上だと思われます。『いざ、そのとき、あわてないために』 防災センターは様々な疑似体験を通して学習する施設です。ここでは地震、煙、暴風、消火体験をし、災害の恐ろしさを実感しました。また、万一災害が起きた時にどう行動したら良いか学ぶことができました。 午後は川越散策。江戸、明治の面影を残した町並みにみんな興味津々。それぞれの所で写真を撮ったり、美味しいものを食べたり、買物をしたり、帰りの時間を忘れるほど楽しんでいました。そして会員同士が交流できた良い一日でした。(平川眞希子) |
Lunch Festival 2014.11.09 |
6回目を迎えたランチフェスティバルはバングラディシュの野菜カレー、ブラジルのパステル、スリランカの魚料理、ゴーヤのサラダを、生徒さん、生徒さんのご家族、賛助会員さん、ご招待の皆さんの72名の参加を頂き、楽しく賑やかに調理し、梨ゼリーのデザート付きの美味しい80人分の料理が出来ました。 このような催しを通し、外国の方が『日本の生活が好きになる』、そのような場でありたいと思います。(石原ヒロ子) |
移動教室 2015.05.31 JAX茨城県自然博物館 |
5月31日朝9時JAXAに向けて出発。
宇宙センターの広さは東京ドーム12個分あり、最初に目に入るのはロケット広場の大きなH-2ロケット機。思わず写真をパチリ。種子島宇宙センターからのロケット音響体験は映像を見ながらバリバリゴ~ンの音と共に空高く発射されるロケットの音響にビックリ。
スペースドームでは子どもに大人気の宇宙服の展示に顔だけ出してまたパチリ。日本実験棟「きぼう」の船内実験室見学、今までに打ち上げられた数々のロケット等、JAXAの活動と宇宙開発の数々に生徒さん達は人類の頭脳の素晴らしさに、宇宙への期待と希望を持ったことと思います。
昼食後は、坂東市の茨城県自然博物館に行き、特別企画展「マンモスが渡った橋、氷河期の動物大移動」を見学。その後、広い館内のいろいろな大自然の展示物を見学。
そして帰路へ。全員、元気に帰宅ができ、本当に勉強になった一日でした。皆さん、おつかれさま!(阿部俶子)
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教室・研修会案内
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外国人子ども向け日本語指導法講座 筑西氏 H26年10月 |
近年、日本の学校に就学する外国籍児童生徒数は増加傾向にあります。こうした子どもタイへの日本語支援を目的に茨城県国際交流協会主催で「外国人の子供達への日本語指導法講座」が県内4ヶ所、県西では筑西市で開かれました。
当会では「子どもは世界の宝」をモットーに、子供達が日本の生活や学校教育に早く慣れるようにとの思いから、全員が受講しました。母語言語習得が不十分な子どもへの指導の難しさ共に面白さ、楽しさを実感できた講座でした。(肥後輝代)
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外国製児童指導 5/12~7/16 「言語の壁を乗り越えて」長田小学校3年パキスタン児童 |
初日は何を言っても「わからない」としか言いませんでした。共通する言葉の無い事がいかに大変か痛感しました。1回2時間、週3回の授業でしたが、集中力が続かないので遊べる教材をいくつか準備して教えました。母語のウルドゥ語の会話集から使えそうな言葉を見つけ「シャーバーシュ」(良く出来ました)と言うとにっこりします。後半は自己主張が強くなり指導にはとても苦労しましたが、これも指導の成果と担当者一同頑張りました。(赤荻友江) |
こども向け教室
どようこどもきょうしつ(なのはな児童クラブ隣り)
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境町高校生会の協力を得て昨年からスタートした「どようこどもきょうしつ」は、本年は更に国際交流活動を手伝いたいという地元境高校のボランティア高校生が加わり、充実した支援ができるようになりました。
外国籍の子供達(小、中学生、時には高校生)にとっては日本の高校生は姉、兄のような存在であり、加えて勉強や神学の相談相手にもなってもらえる心強い先輩で、毎回有意義な時間を過ごしています。
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生徒・講師・会員紹介
せいとすう:やくばきょうしつ17めい、シンパシーきょうしつ20めい、
こどもきょうしつ7めい
ブラジル、フィリッピン、タイ、中国、パキスタン、バングラデシュ、南アフリカ、インドネシア、インド、ベトナム、スリランカ
せいとさんのことば
ブランドンさん(南アフリカ、在日1年半、境町の小学校ALT)
私はブランドンです。私は南アフリカ人です。去年私は日本語教室に通いはじめました。わたしはそこでたくさんのことをまなびました。そうしてわたしはたくさんのともだちをつくることができました。私が日本にきたときは、ことばがわからなくてとてもふあんでしたが、今は日本語きょうしつにかよって、たくさんの日本語をおぼえることができました。去年のたなばたまつりで、たんざくにけんこうになることをおねがいごとで書きました、そして今はそのねがいごとのひとつはかないました。私は日本語きょうしつにかようことができてとてもたのしかったです。(原文のまま)
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ハルマンさん(インド 在日8ヶ月)
ぼくはにほんに8かげついます。
ぼくは さかいまちで べんきょうしています。
クラスの なかまは いいひとたちです。
いまは sこしにほんごをはなすことができます。もっとたくさん べんきょうしたいです。いっしょうけんめい にほんごをべんきょうして ながくたいざい したいです。 しょうらいは スポーツマンに なりたいです。(英文→和文)
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サガワキヨコさん(ブラジル、在日11年)
わたしは 2001年に ブラジルからきました。日本語がぜんぜんわからなくて、こまりました。テレビで少しずつおぼえました。日本のたべものは すしが大好きです。果物もおいしいです。夫と二人くらしですが、むすめのかぞく5人も さかい町にいます。たのしいです。
(原文のまま)
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赤荻とき子、赤荻友江、阿部俶子、石原ヒロ子、江森幸代、大井海、
木村敦子、木村喜美子、篠崎薫、
関幸子、大道寺洋子、鳥羽邦男、
林恵子、平川眞希子、肥後輝代、
武藤能婦子、渡辺よう子、森辰男
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境ロータリークラブ、茨城境ライオンズクラブ、㈱坂東たろう、㈱一休だんご
東武ファミリー旅行センター、㈱ファーストコーポレーション、㈱弘中鋳造、折原自動車整備工場(有)、スーパーあかおぎ
内海際物店、㈱アライ、㈱マルヨシ鶏卵、四季、婦人会、クラコフ、ティーアイエージェンシー、フラワープラネット、赤岩博、移動仁子、内海和子
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境町高校生会 (35名)
境高校ボランティア(5名)
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外国の方の生活相談
家族呼び寄せ、子供の就学、進学問題なんでもご相談下さい。又、茨城県国際交流後悔では9言語対応の生活相談を行っています。
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(公財)茨城県国際交流協会登録
地域生活アドバイザー
赤荻友江、阿部俶子、石原ヒロ子、関幸子、肥後輝代
ボランティア医療通訳
肥後輝代(英)、山田理恵(中)
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編集後記
来日する外国人が増加し、観光、就業、研修と様々な形で来ています。境町にもこの流れに上手に乗り、相互に実りある交流ができると良いですね。
お鯛のくにを理解する事から始めましょう。
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発行元 : 国際交流友の会「さ・か・い」
発行日 : 平成27年7月31日
代表 : 肥後輝代
連絡窓口: 境町役場まちづくり推進課
電話 : 0280-81-1314
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