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「女性が輝く社会をめざして ~境町のあなたの意見が必要です~」

2015年11月16日 10:04

山口やちゑ氏(茨城県副知事)特別講演会 

「女性が輝く社会をめざして ~境町のあなたの意見が必要です~」

 

 

配布資料①

 

平成27年度

            境町男女共同参画特別講演会 

              ─ 日程 ─

受付:14:00~15:00
会場:15:00~15:15

  • 主催者挨拶 境町男女共同参画推進委員長 木村泰之
  • 来賓挨拶  境町長 橋本正裕
 講演:15:15~16:15
  • 講師 茨城県副知事 山口やちゑ先生
  • 演題 「女性が輝く社会をめざして」
 質疑応答:16:15~16:25
 閉会:16:30
 
                                               日時 平成27年11月9日(月)
                                               会場 境町中高公民館 講堂
                                               主催 境町男女共同参画推進委員会
                                               後援 境町・境町教育委員会
 
 

 

配布資料②

    女性が輝く社会をめざして 

 

1 本県の現状

 
  県内外からみた茨城のイメージ
項目 数量 全国順位
人口 2,929千人 全国11位(H26.10.1)
住宅敷地面積(1住宅当たり) 424.79㎡ 全国1位(H25.10.1)
化住地面積 3981.85㎡ 全国4位(H25.10.1)
耕地面積割合 28.30% 全国1位(H267.15)
道路実延長 56.145㎞ 全国2位(H25.4.1)
農業産出額 4,356億円 全国2位(H25)
1人当たりの県民所得 3,137千円 全国4位(H24年度)
工場立地面積
工場立地条件県が居企業立地件数
※電企業を除く
43ha
35件
22件
全国1位(H27.1-6月)
 
地域ブランド調査2015(ブランド総合研究所)

 

順 位  都道府県名 魅力度 
今年 前年 今年 前年
1 1 北海道 58.1 62.7
2 2 京都府 47.6 50.1
3 4 東京都 38.9 41.5
4 3 沖縄県 36.9 43.0
5 5 神奈川県 27.3 30.6
43 39 滋賀県 8.3 11.4
44 42 埼玉県 7.8 9.2
45 46 群馬県 7.4 8.8
46 43 佐賀県 7.2 9.1
47 47 茨城県 5.5 6.5

 

【参考:本県の主な項目別順位】
項 目 2015 2014 2013 2012 2011
魅力度 47 47 47 46 47
認知度 39 31 29 21 26
情報接触度 41 31 31 17 14
居住意欲度 34 38 42 32 44
観光意欲度 47 47 47 47 47
産品購入意欲度 46 30 29 28 33
愛着度 44 41 46 46 45
自慢度 46 42 46 47 46

本県の豊富な農林水産物
全国1位 全国2位 全国3位
鶏卵、ピーマン、水菜、
干しいも、メロン、芝、
レンコン、みつば
チンゲンザイ、切り枝、
かんしょ、白菜、梨、
レタス、ごぼう、栗、落花生、パセリ、カリフラワー、らっきょう
ねぎ、にら、スイートコーン、かぼちゃ、春菊、そらまめ、しそ、
こんにゃくいも、花木類
さば類、まいわし、
えび類(淡水)
あゆ、ワカザギ(淡水)、白魚(淡水)、鯉(養殖)
                                                       出典:農林水産省 農林水産統計
 
 

    ○本県の豊富な農林水産物(H25)と高速道路の整備状況

 
 
 

  2 少子化と人口減少の現状

 

          ○本県の将来推計人口

          ○人口維持に必要な2.07を大きく下回る合計特殊出生率

 

  3 男女共同参画に関する国際的な指標

 

            ○HDI(人間開発指数)

 

HDI  (人間開発指数)

Human Develoment Index

 

17位 / 187か国

 

  • 平均寿命
  • 教育水準(成人識字率と就学率)
  • 1人あたり国民所得

 

を用いて算出した人間開発の達成度を示す指数

 

            ○GGI(ジェンダー・ギャップ指数)

 

GCI(ジェンダー・ギャップ指数)

Gender Gap Index

 

104位 / 142か国

「経済分野」、「教育分野」、「政治分野」、「保健分野」

のデータから算出した男女間の格差を数値化したもの。

 

0が完全不平等、1が完全陽動を意味している。                           

                            経済分野              (102位)

                            教育分野              ( 93位)

                            政治分野              (129位)

                            保健分野              ( 37位)

順位 国名 HDI値
1 ノルウェー 0.944
2 オーストラリア 0,933
3 スイス 0,917
4 オランダ 0.915
5 米国 0.914
6 ドイツ 0.911
7 ニュージーランド 0.910
8 カナダ 0.902
9 シンガポール 0.901
10 デンマーク 0.900
11 アイルランド 0.899
12 スェーデン 0.898
13 アイスランド 0.895
14 英国 0.892
15 香港 0.891
16 韓国 0.891
17 日本 0.890

順位 国名 HDI値
1 ノルウェー 0.944
2 オーストラリア 0,933
3 スイス 0,917
4 オランダ 0.915
5 米国 0.914
6 ドイツ 0.911
7 ニュージーランド 0.910
8 カナダ 0.902
9 シンガポール 0.901
10 デンマーク 0.900
11 アイルランド 0.899
12 スェーデン 0.898
13 アイスランド 0.895
14 英国 0.892
15 香港 0.891
16 韓国 0.891
17 日本 0.890

 

 

女性を取り巻く日本の現状

 

            ○正規・非正規雇用の現状

 

雇用者 5,240万人

 (男性  2,889万人 [55.1%]・女性 2,351万人[44.9%] 

 

正規の職員・従業員 3,278万人

 (男性 2,259万人 [68.9%]・女性 1,019万人[31.1%]

 

非正規の職員・従業員 1,962万人

 (男性 630万人 [32.1%]・女性 1,332万人[67.9%]

 

                                     農務省統計局労働力調査 (H26年平均)

 

            ○年収の状況

  全体 男性 女性
200万円未満 1,832万人[36.0%]   497万人[17.6%] 1,338万人[58.6%]
200~299万円  886万人[17.4%]   464万人[16.5%]   422万人[18.5%]
300~499万円  1309万人[257%]   934万人[33.2%]   375万人[16.5%]
500~699万円   619万人[12.2%]   513万人[18.3%]   106万人
[ 4.6%]
700~999万円   338万人
[ 6.6%]
  303万人[10.8%]    35万人
[ 1.5%]
1,000万円以上   108万人
[  2.1%]
  102万人[3.6%]       7万人
[ 0.3%]
※役員を除く雇用者の平均年収                
※年収不詳を除く                                         
                                                  農務省統計局労働力調査(H26年平均)
 
 

            ○就業者及び管理的職業従事者に占める女性の割合

            ○国会議員に占める女性割合の国際比率

            ○男女間賃金格差の国際比較及び推移

 

 5 なぜ女性の活躍が重なのか? 意義・ 効果

            ○女性の活躍と経済の活性化
            ○「女性が日本を救う?」IMF緊急リポート
 
 

            ○女性活躍推進の経済効果<事例>

 

女性に視点による商品開発

◆サントリーホールディング

50代上向け通案スキンケア商品、低アルコール飲料の商品開発では、開発部門の部長、メンバーの過半数が女性であり、顧客ニーズに即応した商品開発の実現、業績拡大に貢献

 

◆日産自動車

「ノート」の商品企画責任者は女性で、女性にとっての使い良さを追求した開発を実現。その圏か、発売3カ月で売上目的を達成。国内新車販売台数のうち、ガソリン登録者5ヶ月連続販売台数1位を獲得する快挙を達成

 

◆  エース

女性デザイナーによる女性スーツケース「プロ手か ラ グーナライト」が大ヒット。小指で持てるほど軽量で、丸みのあるフォルムと色が好評

 

◆  モーハウス

 出産・育児を経験した女性の視点を生かした授乳服市場を開拓し、ビジネス化に成功。

また、「子連れワークスタイル」により、育児中の優秀な女性の獲得につなげている。

 

 

 

 6 どうすれば女性が活躍できるのか?

男女共同参画社会とは、

「男女が、社会の対等な構成員として、自らの意思によって社会のあらゆる分野における活動に参画する機会が確保され、もって男女が均等に政治的、経済的、社会的及びbんかてき利益を享受することができ、かつ、共に責任を負う駅社会」(男女共同参画社会基本法第2条)

 

            ○育児休業取得率の推移

            ○諸外国における育児休業制度等の取得率

イギリス

ドイツ

オランダ

スェーデン

ノルウェー

日本

男女ともに12%

(※1)

(H19)

女性:95%

男性:23.6%

 

(H21)

女性:37.1%

男性:17.9%

 

(H20)

女性:87%

男性:78%

 

(H20)

女性:94%

男性:8%

 

(H20)

女性:86.6%

男性:2.3%

 

(H26)

※1 女性については、産前産後を通算して1年間の出産休暇があることに留意が必要

※2 各国ごとに制度の内容や関連制度が異なるため、厳密な比較は困難

※3イギリス、スウェーデン、ノルウェーについて、表中に記載した年は出典元の調査等の年

(出典)

イギリス「平成19年度版男女共同参画白書(内閣府)、ドイツ(独)労働政策研究・研修機構ホームページ」、オランダ「(独)経済産業研究所ホームページ、スウェーデン、ノルウェーの男性「今後の仕事と家庭の両立支援に関する調査研究報告書」(㈱ニッセイ基礎研究所)、ノルウェーの女性「米国コロンビア大学ホームページ」、日本「雇用機会均等基本調査」(厚生労働省)

 

            ○子ども・子育て支援制度について

○子ども子育て支援新制度がH27.4.1から本格的にスタート。

○幼児期の学校教育や保育、地域の子育て支援の量の拡充や質の向上を図っていきます。

【子供や子育てを取り巻く課題】
  •   急速な少子化の進行      
  •  仕事と家庭の両立が難しい
  •  待機児童問題
  •  子育ての孤立感と負担間の増加
  •  子ども・子育て支援が質・量とも不足
  •  放課後児童クラブの不足(いわゆる「小1の壁)など
○「量」の拡充
  • 幼稚園や保育園の機能や特徴を併せ持つ「認定こども園」の普及促進
  • 子どもの年齢や親の就労状況に応じた多様な支援の用意
  • 地域の実情に応じた地域型保育事業の充実

     (例)家庭的保育(定員5人以下)、小規模保育(定員6人~19人)、

             事業所内保育、居宅訪問型保育

○「質」の向上
  • 子どもたちにより目が行き届くようにするための職員配置の改善
  • 職場への定着及び質の高い人材確保のための職員の処遇改善
  • 「小1の壁」の解消を図るための放課後児童クラブの充実
 

            ○103万円の壁:所得税の問題                

       被扶養者のパート収入と税 
                 130万円の壁:社会保険料の問題
 

  7 茨城県の取り組み

 

            ○男女共同参画社会実施へ向けた取り組み①

【女性の人材育成】

  • ハーモニーフライトいばらき:女性活躍・地域活性化のための新たな活動へのチャレンジを応援するため、団体等が企画提案する取組を公募し、活動を支援

 

意識啓蒙

  • ハーモニーパートナーシップ:県内企業や団体。自治体などのリーダーを対象とした講演会。交流会を開催
  • ポジティブ・アクション取組要請:企業訪問を行うなど、企業等への女性の登用、職域拡大などを要請
  • ハーモニー功労賞:男女共同参画の推進に功績のあった個人・団体・事業所を表彰
 
 

            ○男女共同参画社会実現へ向けた取り組み②

【チャレンジ支援】

  • 男女共同参画チェレンジ支援セミナ:再就職や地域活動など、様々などチャレンジを応援
  • 各種講座・セミナーの開催(創業支援講座、キャリアアップ講座、メンターの設置、行くボス要請講座):①創業やキャリアアップ等にチャレンジしようとする意欲ある女性を支援するための講座②男性の育児参加等の促進を図るための管理職等向け講座などを実施
 

【キャリア形成支援】

  • 相談窓口の設置等:キャリア相談に等を設置し、女性のキャリア等の形成に対応
  • ロールモデルの共有化、ネットワーキング:働く女性がキャリアについて考えるネットワークづくりを行うセミナーを開催

 

 

            ○男女共同参画社会実現へ向けた取り組み③

 

【ワーク・ライフ・バランスの推進】

  • WLB推進のためのシンポジウム等の開催:先進企をパネリストとしたシンポジウムを開催
  • 事業所へのWLBアドバイザー(社会保険労務士)派遣:企業の実情に応じたWLBの実践をアドバイス
  • 中小企業等の自発的な取り組みに対する支援:育児・介護休業法で努力義務とする短時間勤務制度を導入し、3カ月以上の利用者ができた場合に支給

【復職支援。所得要請】   

  •  復職しやすい職場環境ずくり:妊娠・出産・子育て期において、女性が継続して働くことができる職場環境づくりを進めるための取り組み(H26働くママ復職支援事業で作成した、育児休業からの復職支援の為の社内研修マニュアル等の普及)
  • 企業等における醸成活躍の取り組み要請:企業訪問等による女性の採用拡大、管理職増加等のはたらきかけ
 
 

男女共同参画社会実現へ向けた取り組み④

【ウィメンズパワー会議からの提言】

(H26元気な女性応援事業)

Ⅰ働く医師のある据えての女性がその能力を発揮できる環境整備

 ~女性の働きたいを応援!誰もが参加できる社会づくり~

 

Ⅱ女性あ意欲的に働き続けることのできるキャリア形成

 ~いばらき龍 キャリアデザインでよりいきいきと~

 

Ⅲ女性の新たな価値の創造

 ~夢をカタチに 輝く女性絵の第一歩~

ウィメンズパワー会議:産業・経済など様々な分野における女性の活躍の推進方策等を検討するために、産業界、労働界、女性企業家などからなる会議を設置。

検討内容:女性の雇用の場における活躍推進やキャリア形成の支援、働きやすい職場環境の整備、就業、企業支援の方策等

 

 県における女性議員の活躍促進に関する取り組み

 
1 人事配置等

    ●人事評価や昇任・昇給においえも、産休・育児休業の取得が不利とならないように取り扱う

 

2 育児を支援する主な制度
名称 概要 取得可能
時期
H26年度 備考
男性 女性
出産休暇 有給 産前8週~
産後8週
63人 女性のみ
(※1名)
育児休暇 無休(共済組合からの手当金支給あり) 子が3歳になるまで 1人 93人 (※2)
時差出勤制度 勤務開始時間を変更(8時、9時、9時半) 子が小学校入学まで 32人 18人 (※3)
       ※1知事部局のみ、※2教育長、県警本部を除く                                              
 
◆男性職員の「育児参加休暇」取得制度
 ●産前8週から産後8週までの期間中5日を超えない範囲で取得(有給)        
休暇の取得可能期限 対象者数 利用者数 利用率
H27年 1月~6月 51人 51人 100%
  
◆男性職員の「配偶者出産休暇」取得状況
 ●産前16周から産後2周かでの期間中に3日を超えない範囲で取得【有給】
休暇の取得可能期限 対象者数 利用者数 利用率
H27年 1月~6月 58人 48人 100%
※教育長、県警本部を除く
 
 

  境町男女共同参画推進委員会に主催により、っ平成r27年度境町男女共同参画特別講演会が下記の日程により開催されます。

(回覧用チラシより転載しました)

 

今回は茨城県で輝く女性、山口副知事をお招きして「女性の活躍促進」を学ぶ講演会を開催します。
  • 開催日 : 平成27年11月9日(月)
  • 時間  : 開演 15:00 ~ 16:30
  • 場所  : 境町中央公民館 講堂
  • 参加費 : 無料
 
茨城県副知事 山口やちゑ氏略歴

    茨城県教育学部を卒業後、高等学校教諭を16年勤めた後に、婦人教育会館(現レイクエコー・県女性プラザ)の社会教育主事を経て、知事部局の児童福祉課へ。その後、女性青少年課において、男女共同参画を担当し、女性行動指針策定・普及に取り組む。さらに、県民の声に耳を傾ける公報公聴にも携わった後、高齢福祉課介護保険室長、同課長、秘書課長、知事公室長と要職を歴任し、、保険福祉部長となる。平成22年6月より、茨城県政上初の女性副知事に就任。    

 
 
協力団体
  • 子育て支援サークル(SKIP)
  • さかい女性ネット
  • 境町交通安全母の会
  • 町内各保育園・幼稚園
  • ママごと会
  • PTA女性ネットワーク
  • 更生保護女性会境支部
  • 境町母子寡婦福祉会
 
お問い合わせ
    境町男女共同参画推進委員会事務局
    境町役場 人権・男女共同推進室
    TEL : 0280-81-1337 担当:後藤
    FAX : 0280-87-1937
 
後援 : 境町・境町教育委員会
 
※駐車場は混雑が予想されまので、乗り合わせでのご来場をお願いいたします。
    境町役場駐車場・境町中央公民館駐車場・マスダお客様専用第一駐車場など詳しくは回覧用チラシの裏面をご覧ください。」
 
 

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