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一粒の種から広がる思い ~長田小学校 白石久美子教頭先生~(投稿)

2016年08月19日 23:57

 

5月30日の朝、「では、今年もお願いしますね。」という言葉と共に届けられたプランター、土、そして種と球根。「これも一緒に立てておいてください」という看板には、人権教育でおなじみのココロちゃんのキャラクターと、人権の花という言葉が書かれています。

 早速、翌朝、朝ボランティアで活躍している児童がプランターに土を入れ、看板を立て、準備をしました。「なんで人権の花なのかなぁ。」という素朴な質問には、「一粒の種や球根がたくさんの花になって、みんなを楽しませてくれるようになります。つまり、一つ、一つの命を大切に育てていこうということです。」

と、わかりやすい説明を人権担当の先生がしてくれました。

 

 

 6月の半ばに、まいたマリーゴールドが10cmくらいの苗に成長し、子どもたちが大切にプランターや、ポットに植え替えしました。プランターに植えられたマリーゴールドは、その名の通り、鮮やかな黄色に輝いて美しい花を咲かせてくれています。

 ポットの方は…。50くらいあるこの花を、学校から他に広げたい…地域の様々な人に配って、この苗を大事に育ててほしい…。そして、それからまた種が広がり、この人権の花が大きなチカラに広がっていく~という構想はあるのですが…。「いつ、誰に、どのようにして」という肝心な策がないまま今に至っています。

 この広がる思いが実現するようがんばります!

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