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境町男女共同参画推進委員会  宇津木とし子委員長

2016年11月29日 15:41

 


 
  • 男女共同参画社会の実現を目指すために

平成6年7月1日に境町男女共同参画推進委員会を設置。

委員会は,各種団体等から選出された者・町民有識者・町民公募者で構成され,講演会や学習会などを開催し,普及啓発に取り組んでいます。

  • 平成27年度の活動

さかい男女共同参画プラン(第3次)の策定委員

陶芸教室 ・茨城県副知事特別講演会 

お茶カフェセミナー

映画「何を怖れる」上映会(さかい女性ネットと共催)

境町役場 人権・協働ハーモニー課)

 

 男女共同参画社会という言葉を、皆さんは聞いたことがありますか?

文字だけを見ると、カクカクした文字が並び、かた~いイメージかもしれません。

男女共同参画社会とは、男女が互いに尊重し、家庭・地域・職場など、あらゆる分野で平等な立場に立ち、個性と能力を十分に発揮することのできる社会を言います。

 

 今回は、そのような社会の浸透を目指して活動している、境町男女共同参画推進委員会の委員長・宇都木とし子さんにインタビューさせていただきました。

宇都木さんは、大学卒業後から11年間、小学校の教諭として勤務されていました。ご主人も同じく教諭だったそうです。結婚後も仕事中心にしようと決めていたため、家事は早く帰宅したほうが担当していました。このようなライフスタイルでも、周囲からいろいろ言われることはなかったそうです。

 子供を授かった時は、自分達が中心になって育児をしたいという思いから、ご主人と相談をして、仕事を辞めることに決めました。宇都木さんご自身としては、無意識のうちに男女共同参画の基本理念にある生活をされていたようです。

「これも主人のおかげ」と笑顔で話す宇都木さんが、とても素敵でした!

 

 男女共同参画の委員会には、知人に声を掛けられたことがきっかけで加入しました。先駆けとなった団体からだと、約20年間所属しているそうです。

印象に残っている企画は、2年前の《子育てミーティング》。委員会としては初めて若い人達を対象にした企画で、若い世代にもいろいろな意見があることを知ったそうです。

 若い人や他所から境町に来た人とも積極的にコミュニケーションをとり、良いところは取り入れるようにしていきたい。そのために、境町に永く住んでいる人達には、何でも言い合える雰囲気作りに努め、意見を受け入れ、修正していく柔軟さを持ってもらいたいそうです。

 最後に女性へのメッセージを求めたところ、「頑張っているお母さん達を褒めたい」と、優しい表情で話す宇都木さん。「頑張って!」という強い声掛けではなく、日々頑張っているお母さん達が気負わない言葉を、皆さんで掛けてほしいそうです。

 

穏やかな語り口調やキラキラ輝く大きな瞳が本当に印象的でした。その瞳には未来の境町が映っているようです。(さとみ)

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