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粛餐寶と胡牀庵青空子の世界

2018年08月19日 13:41

粛粲(しゅくさん)(ぽう)胡牀(こしょう)(あん)青空子(せいくうし)の世界・Ⅱ

 

昨年秋に天候不良の為中止となった、「粛餐寶と胡牀庵青空子の世界・Ⅱ」が、5月27日に境町研修センターにて、開催されました。

  当日は境町在住の胡牀庵青空子の雅号を持つ、幸松屋店主の中山正男さんを講師に迎え、第1回と同様、粛餐寶との特別な関わりなどのエピソードを伺ったあと、お二人の貴重な作品を鑑賞しながら、絵の魅力や解説をしていただきました。

  参加者は約30名でしたが、こぢんまりとした会場には、天衣無縫、変幻自在と言われる作品が展示され、和気あいあいとした雰囲気で「間近で作品が見られて良かった」との感想も聞かれました。

  町の宝ともいうべきこれらの作品ですが、今のところ、多くの人の目にふれるような状況ではなく、残念なことだと思います。

  一人でも多くの町の方々にお二人の作品を知っていただくために、常設展示が出来るようになればうれしいと思います。 

 

 

 

 

ミニ講座「粛粲寶と胡牀庵青空子」の世界

 

境町ゆかりの二人の画人、粛粲寶と胡牀庵青空子の作品を間近に鑑賞しながら、解説をしていただきました。講師の中山正男(胡牀庵青空子)氏は粛粲寶画人の唯一人の弟子と言われていますが絵に纏わるエピソードや二人が交わしたお話などを伺うと、単に師弟関係や絆だけでは言い得ない深い魂の交流があったのではないでしょうか。

10月15日はあいにくの雨模様でしたが29名の方が参加してくださいました。ありがとうございました。そして22日は台風21号の襲来で残念ながら中止といたしましたが、またの機会をお楽しみに!

 

※風 薫のちょっとティータイム~「孤高の画人 粛粲寶」

※胡牀庵青空子」について



 

粛餐寶…天衣無縫、変幻自在の画法で独自の画境を極めた日本画家。明治35年、新潟生れ。黒田清輝・小林古径に師事する。花鳥・静物・人物画を能くした。平成元年中山氏を頼り、東京から茨城県境町に転居。中山氏を「知友」と呼び、強く信頼していた。平成6年91歳で死去。平成28年新潟市に作品を常設するNSG館がオープン。平成29年5月~7月に坂東郷土館ミューズにて作品展が開催され、好評を博した。

 

講座に参加して……浜田みつこさん

 

恥ずかしながら墨絵を数年間習っていて初めて耳にしたお名前でした。

 講師の中山正男さんは唯一のお弟子さんで、晩年は中山さんを頼って境町に移り住んだこと、何枚ものデッサンをして一気に作品を描かれるなどのエピソードを聞き、たくさんの貴重な

作品を手にして拝見することができ感激でした。

ある絵には癒やされ、ある絵には笑みがこぼれ、ある絵には生命力を感じ、元気をいただく事ができました。

「これからの生活に少しの努力を取り入れて行く」そう決める事の出来た講座でした。

 

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