「９条の会さかい」　の大竹勉事務局長にお話を伺いました。

9条の会さかいが出来たのは2014年11月27日です。 現在、35名の会員が在籍しています。

会の本分としては「9条」を擁護することですが、9条だけではなく、日本国憲法の基本原則である国民主権、平和主義、基本的人権の尊重にかかわることも視野に入れて活動することです。

　憲法とは国民がこれを守るものではなく、国に守るべき義務を負わせていることを基本的に知っておく必要があります。それを堅い言葉で言えば「立憲主義」というそうです。

会の活動として、会報、勉強会、近隣の古河市などの9条の会との交流、又、毎年5月3日の憲法フェスティバル、8月の平和行進、署名活動などの参加があります。

憲法は難しい、わかりにくいと背を向ける人もいれば、現在の状況に危機感を覚え、個人の人権や自主性が失われる事のないように努力する人たちがいます。

個人の考えにそれぞれ違いがあっても尊重されるべきですが、私たちはこの活動を立ち止まるわけにはいきません。憲法から当然のように享受してきたものや大切なものが失われる事のないように、ひとりひとりが不断の努力を惜しまないようにと思います。

改憲を叫ぶ人たちの中に、現在の憲法が押し付けられたものとする考えがありますが、戦後から今までの72年間、戦争をしないでいられる平和は9条によってもたらされていると思います。

会員の一人、一人が憲法を学び、周りの友人、知人に9条の大切さを話していけるようになるのが、会の存在意義だと事務局の大竹さんは話してくれました。

※9条の会さかい

大竹さんは毎月「9条の会さかい発信」を発行しています。

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