~ We Love Sakai ~ 


肥後輝代さん

2019年05月30日 22:59
投稿 
      「読書の楽しみ それの持つ意味」

 

 

 元号が「令和」に変わり新時代に入りました。そして私たちを取り巻く環境は以前とは比較できないほど早く変化しています。数年前まではガラ系の携帯だった方が「今はスマホが当たり前」に変わっています。通信手段もSNS の時代です。変動する世の中の流れに追随しつつ、丁度よい塩梅に暮らす術を取得するには、何が必要かと考えました。

 それは、自己の中の民度を上げるしかないのでは、つまり公平な自己判断基準を持つことではないでしょうか。新しい事に前向きに取り組む、友人と交わる、世事に関心をもつ、発言するなどありますが、自宅に居てできる簡単な事は読書です。

 小学生時代、低学年の私には読書とは、教科書を読む又は一週間に一回の読み聞かせの時間に担任の先生が読んで下さる話を聞くのが読書でした。

勿論、小さい時から叔母がアンデルセンやグリムの童話集等の絵本を買い与えてくれました。私の家は商家でしたので両親は忙しく子供にかまう時間がなく、叔母が可哀そうと思っていたのでしょう。

 ある時、直ぐ近くに住む八歳年上の大学生になったばかりの従弟が4年生の私に「今、何の本読んでいるの。」と聞いてきました。私は答えに窮しました。与えられた本しか読んでいない私には、虚を突かれた質問でした。その時に本は自分で選んで読むものと教わったのです。

そして、自分で初めて選び、読んだ本が「路傍の石」(山本有三著)でした。吾一少年と自分を重ね合わせたり、距離を置いたりしながら読み進めた記憶があります。世の中の不条理への気づきの時でした。

 今、スマホ画面で読書も出来ますが、紙を一頁ずつめくりながら又戻りながら読み進める在来読書法を私は勧めます。

 

 

 

 

 

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